マンガでわかる統計学

素朴な疑問からゆる〜く解説

サイエンス・アイ新書

大上丈彦 / メダカカレッジ合資会社

2012年1月31日

SBクリエイティブ

1,047円(税込)

科学・技術 / 新書

統計学というと「なんだか難しそうだな」と思うかもしれませんが、ポイントをしっかり押さえ、あまり本質的でないところにこだわらなければ、誰にでも確実に理解できます。「統計学ってなに?」という素朴な疑問から、マンガでゆるーく解説し、読み終わったときには、知らないうちに統計学が身についているという、いままでにない統計学の入門書。

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4.7 2023年05月25日

細かい議論や数式は一度置いておいて、初学者が「どういうイメージでこの道具を使えばいいのか」や「どうしてそうなるのか」といった部分に注力してある。 元々イメージすること自体が難しい分野なので厳密性は薄れるかもしれないが、手に入れたデータ群を『既に調べ尽くされている正規分布というものに如何にして近付けているのか』という認識が備わるのは非常に良い視点だと感じた。 またコラムではないが中心極限定理や大数の法則、自由度の説明など細かい所も同様にイメージ重視で解説されているため、数式をベースとした理論書を読む前に一読しておくことで「何の為にこの概念があるのか(何が嬉しいのか)」という動機付けが分かりやすそうだと感じた。 著者が念の為に(?)予防線を張っていたり持論の思想が見え隠れしているところも個人的には好きだな〜。ラフな感じの学問書はこれくらいでいいと思う! (寧ろ「如何にも厳密な学問理論書です」のフリをしてサラッと作者の宗旨による論考をさもその意見が一般的であるかのように混ぜ込んでいる書籍のほうが害悪)

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