下流中年
一億総貧困化の行方
SB新書
雨宮処凛 / 萱野稔人
2016年4月7日
SBクリエイティブ
880円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
「下流老人」が話題になる昨今だが、実は高齢者の貧困率はここ数年改善されてきている。むしろ現役世代の貧困率が悪化してきており、それは「中年フリーター」など不本意にも「非正規」を続けざるを得なかった就職氷河期世代の受難をも示している。景気が悪化したらクビという不安定な雇用状況でも何とかしのいできたロスジェネ世代。「生きづらさ」を抱えた彼らは今後どこへ向かえばいいのか?
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HONAMI
ほんのちょっとの躓きからの転落。他人事ではないんだよなぁ
貧困層の2割しか生保を受けられてない。その2割の費用は3兆円。全員生保受給させたら20兆円必要。一方高齢者福祉の費用は100兆円。母数が違うのは当然だが…高齢者の中には裕福な人もいて、そんなに保証いらん人もいるはず。この数字をどう取るか…やはり高齢者福祉は過剰なんじゃないか。若い世代ばかり割を喰ってないか?仕事やお金がないと生きていけない。人としての尊厳の喪失、社会の役に立てない無価値感、そんなんめちゃくちゃしんどい。結婚できないとか、子供がいない事より、誰の役にも立てない自分という存在自体が地獄だよね。
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