なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?

岡崎 大輔

2018年9月21日

SBクリエイティブ

1,540円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

いま、世界中で話題の美術鑑賞法! 見方を少し変えるだけで、 アートが最高の“自分磨き”のツールに変わる。 世界のビジネスエリートの間で広まっている 美術鑑賞法「ヴィジュアル・シンキング・ストラテジー(VTS)」。 もともと、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の来館者向けに、 美術鑑賞のリテラシーを高めてもらう目的で考案されたが、 米国の小学校教育の現場で導入されると、美術作品の理解力が上がるのと同時に、 観察力や読解力、問題発見力、論理的思考力などの向上にも効果があるという結果が出たという。 そこで本書では、「ヴィジュアル・シンキング・ストラテジー(VTS)」をベースにした 美術鑑賞法の企業研修を行なっている、 京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター副所長・岡崎大輔氏を著者に迎え、 人生に役立つ美術鑑賞法を解説する。 はじめに あなたはこの絵から、何を“読み取り”ますか? 序章 世界のエリートがやっている“自分を磨く”ための美術鑑賞法 ・いま、世界のエリートは「アート」に注目している ・世界のエリートがやっている美術鑑賞法 ・世間の美術鑑賞の「常識」は、間違いだらけ!? ・ニューヨーク近代美術館で開発された美術鑑賞メソッド「ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ(VTS)」(2) ・アメリカの教育現場でも、VTSの効果が実証 ・VTSの日本版「対話型鑑賞」とはなにか? 第1章 なぜ、美術鑑賞が「最高の自分磨き」になるのか? ・「アート」と「アート作品」の違い ・アート作品は私たちに「答え」ではなく「問い」を発し続けている ・アートとは、「作品(モノ)」と「観る人(ヒト)」との間に生まれる不思議なコミュニケーション(4) ・美術鑑賞は、「みる」「かんがえる」「はなす」「きく」のループで深められる ・美術鑑賞において、大切なのは「言語化」 第2章 最高の美術鑑賞は、この「問いかけ」からはじまる ・対話型鑑賞の「3つの問い」 ・「みる」「かんがえる」「はなす」「きく」 ・「対話型鑑賞」では、アート作品の作者の「制作意図」は問わない ・自分が「ファシリテーター」になればアートはもっと深く鑑賞できる 第3章 対話型鑑賞を実践してみよう (初級) ・対比する ・タイトルを付けてみる(直感) ・要素を組み合わせる ・複数の「可能性」を取り出す (中級) ・「立場」を変えてみる ・「前後関係」を考えてみる ・連想する (上級) ・抽象化する ・「自分の考え」の前提を問う ・喩える(置き換え) ・「対話型鑑賞」をはじめるにあたって ・「自分がどのように変わったのか?」を取り出してみる ・「脳内対話」を用いれば、一人でも「対話型鑑賞」ができる ・美術館へ行かずに美術鑑賞をする方法 終章 今後、「アート」がますます重要になっていく

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