OODA式リーダーシップ 世界が認めた最強ドクトリン

アーロン・ズー

2023年3月10日

秀和システム

1,650円(税込)

ビジネス・経済・就職

☆☆☆管理の強化、計画の見直しに、意味を見出しにくくなっている☆☆☆ 「事業が計画通りに行かない」 「部下が思うように動かない」といった課題が、 近年、日本中の企業であふれている。 こういうとき、企業は管理体制を強める。 だが、管理体制の強化はあまり効果がない。 PDCAが回らないときの対処法は、 アメリカでは「OODA」ループとして確立されている。 Observe(観察) Orient(状況判断) Decide(意思決定) Act(実行) この頭文字を取って「OODA」という。 計画ありき、繰り返し前提の「PDCA」とは全く別物だ。 ☆☆☆なぜ日本人はOODAができないのか?☆☆☆ 日本でもOODAは知られており、それなりに本も売れたが、 未だに計画を強化し、PDCAで乗り切ろうとする組織やリーダーが多い。 なぜ、日本人はOODAが回せられないのかというと、主な理由は、 「観察や判断の経験や、決定の権限がない」から。 日本独特のコミュニケーション不足、年功序列、前例主義などに、その原因がある。 つまり日本人がOODAをやるには、そもそもリーダーに働き掛けない限り、 「リーダーシップ」とは何かを理解しない限り、ムリなのである。 ☆☆☆米空軍ROTCで学んだことを実際の現場で使うには?☆☆☆ 著者は、OODAを生んだ「米空軍」ROTCで学位を取得し、 現在は事業開発プロデューサーとして幾多の企業で事業を開発している。 これまでOODAを学ぼうにも、翻訳書か、 特別な経験もない日本人が本を読んで紹介するしかなかった。 翻訳書は、アメリカ社会だからできることが多く、あまり日本的(現実的)ではない。 しかし著者は、実際に学んできたことを、現在のビジネスに落とし込んで使っている。 ☆☆☆日本特有の問題も、日本の特有のシステムで解決できる☆☆☆ 日本人はPDCAに慣れ過ぎているため、 いかにPDCAを速く回すか、効率的に回すかに注力している。 しかし、これではコストパフォーマンスが悪すぎる。 PDCAでは「計画(PLAN)がない」といつまで経っても何もできない。 これだけ変化が激しい世の中に、完璧な計画など存在しないのにーー。 いかに「OODA」ループを回せる組織を創れるか、 自らも使いこなし、部下にも使わせるようにできるか…… 本書を読めば、日本組織で現実的に回せるようになる! 【もくじ】 第一章 科学的に考えるリーダーシップの定義 第二章 軍事戦略から紐解く「戦略」の要素 第三章 ビジネスにおけるOODAの存在意義 第四章 日本でOODAを活かすための変革とは 第一章 科学的に考えるリーダーシップの定義 第二章 軍事戦略から紐解く「戦略」の要素 第三章 ビジネスにおけるOODAの存在意義 第四章 日本でOODAを活かすための変革とは

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