日本における地政学の受容と展開

高木 彰彦

2020年3月13日

九州大学出版会

4,070円(税込)

人文・思想・社会

地政学は国家と領土に関する分野として20世紀初頭にスウェーデンで成立し、1920年代にドイツから日本に導入された。日本では戦時体制下で時局迎合的な運動として展開し、敗戦後は侵略戦争を支えた悪しきイデオロギーとしてタブー視されたため、これまであまり研究が進められてこなかった。本書は、欧米における研究動向をふまえつつ、地政学の起源から日本での受容、戦時中の地政学ブーム、戦後の反省と地政学批判、1980年代以降の新たな展開等、地政学の変遷を、当時の国家体制、経済・社会情勢と関連づけて考察する。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

3

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください