『王の菜園』の騎士と、『野菜』のお嬢様 1

ミートパイにしてやりますわ！ のセリフで想像していたより、ずっと明るくて可愛い令嬢でした。良い意味で。 畑作りが大好き令嬢が、王の菜園と呼ばれる菜園のアドバイザーとして派遣され、そこを守る騎士とラブっぽくなる話ですね。 騎士視点の時と、令嬢視点の話があってお互い相手にほのかな好意を抱いているのだけど、恋？までには至ってないどきどき。 微笑ましい〜。もう付き合っちゃえよ！となる二人です。 最初はそうでもなかったのに、だんだん化粧落ちを気にしたり…そっち寄りになると、畑がおろそかになりそうで不安です。今のまま、畑改革中心の話だといいな。 野菜の大半を捨てている状況の改善策を練ったり、畑が獣に襲われている獣害のために罠を作ったり狩ったりしているのを読むのが楽しい。 庶民の税金が上げられていて、反乱が起きそうな不穏な空気も街では起きているらしく、菜園が役に立つ時が来るのだろうか。 原作読みたいかも。