宗教のレトリック

中村 圭志

2012年12月5日

トランスビュー

2,200円(税込)

人文・思想・社会

真実か、騙りかー。 10のレトリック(提喩・隠喩・諷喩・換喩・転喩・直喩・誇張・列叙・対比・逆説⇒爆笑の事例満載!)で、宗教の本質と構造を浮かび上がらせる。 「レトリック(=人間の言葉の技法)から宗教を見るということは、宗教というカミサマの息のかかった空間を、どこまでもどこまでも人間の視点から見ていくことなのだ」(著者・中村圭志) 序 章 宗教をレトリックから見る 宗教と世俗を結ぶもの 書を捨てて街へ出る前に 10のレトリック技法 第1章本質を見るーー開祖の呼び名[提喩] 「ブッダ」という呼び名 提喩とは何かーー「帆」と「のっぽ」 「ブッダ」のオーラ イエスがキリストになるまで 「本質化」の天才たち 幼稚園と教会の共通点 俗人がジャンプするために 第2章類似を語る 1--呪術の世界[隠喩類・換喩] 提喩ーー「本質」に目をつける 隠喩ーー類似の詩学 呪術のレトリック 呪術の世界観 予言と占いーー情報型の呪術 諷喩ーー寓話の世界 歌は世につれ、世は歌につれ 第3章類似を語る 2--因果の物語[隠喩類] 天国と地獄 生前の報いと死後の報い 訓話の3タイプ キャラクターの単純化 説教の3パターンーー命令、ナニワブシ、ダンディズム 第4章類似を語る 3--超越のビジョン[隠喩類] 「超」か「チョー」か 「目からうろこ」の由来 家出息子と放蕩息子 子のモチーフのサンドイッチ構造 釈迦の重大発表 家出息子のイデオロギー 放蕩息子のイデオロギー 第5章隣接を示すーー神霊の介入[換喩類] 神殿と聖地のフェティシズム 換喩とは何か 体験と教養が肝要 本質は問わない 転喩ーー過去の痕跡と未来の予兆 ソクラテスはなぜ死んだか 因果思考を剪断する 第6章境界に立つーー問答のプロトコル[直喩] 直喩ーーレトリックランドの正面ゲート 異世界へ招くプロトコル 問答ーーかけあい漫才のプロトコル カスタネダの「ドン・ファン」 他人に成り代わる 第7章強調する 1--生命の発現[誇張] 何のための誇張 預言者日蓮、火の玉を呼ぶ アートとしての誇張 造形物の誇張と陳腐化 功利的な自己宣伝か、生命の自己拡張か 第8章強調する 2--煩瑣の密度[列叙] 言葉の過剰な累積 仏典の過剰な繰り返しと列挙 網羅と要約 漸層的な異次元突入 第9章強調する 3--二元性の強調[対比] 論語は対句の宝庫 対句で説教 パスカルの戦闘的対比 二元論、中間項、引き分け 村上春樹の「鏡」の対比 文化のカタチとしての媒介項 第10章 視点をずらすーー超越の呪縛[逆説] 反語から逆説へ 神の愚かさとは なぜ悪人から往生するのか 二分法の限りなき転換 逆説の究極は世俗化? 終 章 何のためのレトリック カミサマとレトリックの競争 レトリックは社会を変えうるか レトリックから現実へ あとがき

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