計算ずくで目標達成する本

リクルートで累計40回以上の社内表彰を受け、研修会社を独立して設立した伊庭正康氏による18年の本。 家を建てるのに設計図が必要である様に、目標達成には確実に達成できる計画が必要。目標を目指していたつもりが、ついできる範囲、やりやすいことをやってしまう。目標から逆算した設計図を用意し、迅速にPDCAを回すことが必要。 1年単位や1ヶ月単位では形骸化するため、3ヶ月クォーターで目標を設定。目標へのコミットが高まり、PDCAを回すベストサイクルで、挽回のチャンスが増える。 日頃から目標を意識できている人は3人に1人。毎週進捗を確認し、できたこと、できなかったこと、次の課題確認が必要。仮説〜実験〜検証を短いサイクルで回すことこそが、結果を出し続ける勝ち筋を見出す定石。 超がつくハイパフォーマーに共通する要件は、逆算思考と提案の総量。 業績が安定しない人は、目先の動きに終始して、未来への企てがない。目標達成に向けた案件が不十分。 情報のアンテナを高く張り、先手を読んだ動きが必要。 無邪気なアイデアはプロトタイプをつくって小さく実験せよ。 正しい負け方 最後の最後まであきらめなかったか？ あらゆる対策を自分なりに考え尽くしたか？ せめてここまではやるという自主目標を設定し、そこはクリアできたか？ 敗因を考えたか？次の対策につなげられたか？ 全体戦略を達成するために、必要となるタスクを整理し、担当を決める。 チームビジョン　我々はこんな光景を作りたい チームミッション　我々はこんな使命を担う キリンビール ビジョン　高知の人たちにおいしいビールを飲んでもらい、喜んでもらい、明日への糧にしてもらう ミッション　高知のどの店に行ってもいちばん目立つ場所にキリンビールが置いてあり、ほしいときに飲んでいただける状態を営業が作る 適切な目標を掲げ、必達を目指し、上位20%に入れるようにやってみたい。