原発再稼働の深い闇

宝島社新書

一ノ宮美成 / 小出裕章

2012年9月30日

宝島社

880円(税込)

科学・技術 / 新書

この夏、フル稼働に入った関西電力・大飯原子力発電所の3号機と4号機。電力需給のひっ迫が理由だが、原発がなくても電力は賄えたという試算もある。また大飯原発の直下には、活断層がある可能性さえ指摘されているのに、「原発利益共同体」は意に介さない。今後も全国の原発を次々と再稼働させていく腹だ。驚くべきことに、東電管区内の福島第二原発でさえ、着々と再稼働の準備が現場レベルでは進められているという。再稼働に向けた原発立地の買収事情から自然エネルギー潰しの手口、それでも原発稼働に固執する政界、官界、経団連、原発産業、銀行の思惑、そしてアメリカ核戦略の巨大な影を描く。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください