沖縄を豊かにしたのはアメリカという真実

宝島社新書

惠隆之介

2013年9月30日

宝島社

838円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

沖縄県は先の大戦で激しい地上戦が展開された。それから二十七年間、米国の施政権下におかれた。国民はそれを憐れんでいるが、実は、沖縄の近代化は米国によって初めて達成されたのである。戦前の沖縄は亜熱帯特有の感染症が蔓延し、寿命も四十七歳と短命であった。ところが米国政府によるプライマリーケアの定着が奏功して、沖縄返還時には感染症は撲滅され、日本最長寿県八十七歳を達成。ところが現在、沖縄の青壮年の死亡率は全国ワーストワン。それは戦後世代が米国統治時代を忘却した結果ではないだろうか。ここで歴史を振り返り、もう一度、健全で健康な沖縄を取り戻すために惠氏が史実を明かにする。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

starstar
star
2.2

読みたい

1

未読

0

読書中

0

既読

5

未指定

3

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください