そして父になる

宝島社文庫

是枝裕和 / 佐野晶

2013年9月30日

宝島社

722円(税込)

小説・エッセイ / エンタメ・ゲーム / 文庫

学歴、仕事、家庭。すべてを手に入れ、自分は人生の勝ち組だと信じて疑わない良多。ある日、病院からの連絡で、6年間育てた息子は病院で取り違えられた他人の子供だったことが判明する。血か、共に過ごした時間か。2つの家族に突きつけられる究極の選択。そして、妻との出会い、両親との確執、上司の嘘、かつての恋、子供との時間ー。映画の余白を埋めていく、文字で紡がれる、家族それぞれの物語。

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とめ

良かったです。

starstarstarstar 4.0 2019年10月07日

話の中の慶多が自分の息子と同じ歳と言うこともあり、自分ならどうするか考えながら読めた。

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らいふぉん

小説ならではの良さがある

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4.7 2017年05月27日

幼い頃に病院で、子どもを取り違えられたことが発覚し、全く生活環境の違う家庭の子と育ててきた子を交換して育てていく。 さまざまに起こる問題から、親とは、父とは、ということに気付いていくヒューマンドラマ。 小説の終わりが活字でしかできない、なんとも言えない爽やかな印象を残している。

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