ぼくは明日、昨日のきみとデートする

宝島社文庫

七月隆文

2014年8月31日

宝島社

737円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていてー。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。

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書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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2020年01月16日

みんなのレビュー (13)

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2024年07月31日

幸せそうで福寿さんが可愛くって、なりたい、なりたかった女の子って感じで、いいなぁって思ってた。なのに、後半のあの切ない感じがつらい。福寿さんがいい子で高寿くんは一生懸命で、だから余計に切なくて、ラストを見たら、はじめに戻らずにはいられないお話。

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Readeeユーザー

(無題)

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4.4 2023年05月26日

人生、人との出会いは刹那であると改めて感じた。 一日を大事に生きること。無駄にしたくないなと感じた。

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タケシ

一気読み

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4.5 2022年09月23日

映画を見てから本を読んだ。 面白い。映画と違う部分があって良かった。 また読み返したいと思える作品。

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ほーく

儚いけれども美しい純愛

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3.8 2020年09月13日

なんてせつない物語だろう。 こんなに気があって、似ていて、お互いを愛し合っている2人なのに… そこには必ず終わりが待ち迎えている。 逃げられない、別れという結末に 少しずつ近づいていく。 それでも、40日間という限られた時間の中で、悲しく思う気持ち以上に… 1日1日を大切に、素晴らしいものにしようとする高寿と愛美のそんなはかないやりとりが、涙を誘う。 それでも、名前を呼び合ったり、手を繋いだり、触れ合ったり、キスをしたり… そのひとつひとつの動作の描き方がとても綺麗で、読んでいるこっちまでドギマギしてしまう笑 少し自分の昔を振り返ったような、そんな懐古の気持ちで読んでおりました。 幸せにお付き合いをして、結婚して、人生を共にするそんなハッピーエンドも見て見たかった。だけど、それではここまでの感動や愛を描く言葉できないと思う。 普通じゃない。 現実でないSFのように思うかもしれない。 それでも伝えたかったのは、終わりがあるからこそ今見えている目の前の現実がより美しく、そして儚く目に映るそんなことを教えてくれた。 人生は花だ。 芽吹き、ぐんぐんと成長し、そして花を咲かせる。しかしその栄華は永遠に続くことなく、やがて枯れて次の命への紡ぎとなる。 それは人も同じ、出会いがあり、そして別れがある。 そして、その別れがあるからこそ生きている今がさらに輝くものになるのかな。 そう意味では結婚っていう選択肢も捨てがたい。まだまだこれから考えよう。

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Readeeユーザー

最後にきっと涙する

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4.4 2020年05月26日

最後にきっと涙する。深い深い愛情に。こんなにも惹かれ合う二人に。きっと祈るだろう。幸せになって欲しいと。 「ぼくはきみに命を救われて」 「わたしはあなたに命を救われて」 今だけ。今だけなの。わたしたちが同じ年齢でいられるのは。5年に一度だけ会える。彼と彼女をへだたてるもの。まるで七夕物語の織姫と彦星のよう。 ぼくはぜんぜんわかってなかった。どれだけせつなくさせてしまったんだろう。最後だから‥何も言わずに泣いていた君。最後だから‥涙もろいと嘘をついていた君。最初なのに‥最後。どんなに残酷でも‥一緒にいたかった。隣にいたかった‥ただたさそれだけ‥そんな頑張る君に会ってきたんだ。 僕たちはすれ違ってなんかない。端と端を結んだ輪になって繋がっているんだ。二人で一つの命なんだ。ぼくは君のことを心から尊敬する。そして心から愛してる。

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ほーく

儚いけれども美しい純愛

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3.8 2020年02月21日

なんてせつない物語だろう。 こんなに気があって、似ていて、お互いを愛し合っている2人なのに… そこには必ず終わりが待ち迎えている。 逃げられない、別れという結末に 少しずつ近づいていく。 それでも、40日間という限られた時間の中で、悲しく思う気持ち以上に… 1日1日を大切に、素晴らしいものにしようとする高寿と愛美のそんなはかないやりとりが、涙を誘う。 それでも、名前を呼び合ったり、手を繋いだり、触れ合ったり、キスをしたり… そのひとつひとつの動作の描き方がとても綺麗で、読んでいるこっちまでドギマギしてしまう笑 少し自分の昔を振り返ったような、そんな懐古の気持ちで読んでおりました。 幸せにお付き合いをして、結婚して、人生を共にするそんなハッピーエンドも見て見たかった。だけど、それではここまでの感動や愛を描く言葉できないと思う。 普通じゃない。 現実でないSFのように思うかもしれない。 それでも伝えたかったのは、終わりがあるからこそ今見えている目の前の現実がより美しく、そして儚く目に映るそんなことを教えてくれた。 人生は花だ。 芽吹き、ぐんぐんと成長し、そして花を咲かせる。しかしその栄華は永遠に続くことなく、やがて枯れて次の命への紡ぎとなる。 それは人も同じ、出会いがあり、そして別れがある。 そして、その別れがあるからこそ生きている今がさらに輝くものになるのかな。 そう意味では結婚っていう選択肢も捨てがたい。まだまだこれから考えよう。

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Readeeユーザー

美しくも儚い恋

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3.5 2020年01月17日

当然のように引かれ会う二人、物語の設定が後半に分かってきた時には鳥肌がたった。一方で現実場馴れした設定に、時折疑問に思うことがあった。最近、京都に行っていたのでなんとなく親近感がわいた。

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tobsapp

(無題)

starstarstar 3.0 2019年12月10日

Readeeユーザー

(無題)

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4.4 2019年01月11日

一目惚れ。生まれて初めて声をかけた可愛い彼女と結ばれて最高の日々を生涯いっしょに過ごすはずだった高寿。出会いがあって別れがある。別れから出会う恋。うまく行き過ぎる恋の着地点はどこに。「陽だまりの彼女」のように映画では結末が違うのかな。自分だったらこういうエンディングにしたいという案が出てこないのがもどかしいまま、一気に読了。

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Readeeユーザー

読むならば映画を見るべき

starstarstar 3.0 2018年09月30日

初めて七月さんの作品に触れましだが確かに面白い作品でした。けれど、映画を作るとなるとやはり内容も多少変わりますし優秀なスタッフさんたちも物語に携わるので物語の流れは映画を見た方が良かったです。 けれど、映像だけではわかりにくいところがあるので小説を読んで再度理解することもあったのでお暇があれば是非読んで見てみるといいと思います。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar
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4.4 2018年06月27日

一目惚れ。生まれて初めて声をかけた可愛い彼女と結ばれて最高の日々を生涯いっしょに過ごすはずだった高寿。出会いがあって別れがある。別れから出会う恋。うまく行き過ぎる恋の着地点はどこに。「陽だまりの彼女」のように映画では結末が違うのかな。自分だったらこういうエンディングにしたいという案が出てこないのがもどかしいまま、一気に読了。

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Readeeユーザー

読むならば映画を見るべき

starstarstar 3.0 2017年06月10日

初めて七月さんの作品に触れましだが確かに面白い作品でした。けれど、映画を作るとなるとやはり内容も多少変わりますし優秀なスタッフさんたちも物語に携わるので物語の流れは映画を見た方が良かったです。 けれど、映像だけではわかりにくいところがあるので小説を読んで再度理解することもあったのでお暇があれば是非読んで見てみるといいと思います。

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