大学4年間のマーケティング見るだけノート

平野敦士カール

2018年9月30日

宝島社

1,210円(税込)

ビジネス・経済・就職

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Readeeユーザー

逆に大学の授業がバカらしくなった

starstarstar 3.0 2020年03月15日

経済系で大学卒業しているが、確かに大学のマーケティング原論みたいな感じ。 今考えると2時間で理解できる内容を半年くらいかけて授業するんだから、いかに大学がコスパ悪いかがわかる。 前半は概論で、後半は断片的なマーケティング手法。 マーケティングとは営業をしなくても勝手に売れる仕組みを作り出すことである。マーケティングは時代ごとに変化しているが、大きなフレームワーク自体は変わらない。 【マーケティングの変遷】 マーケティング1.0・・・製品中心。マス市場を対象としたプロモーション マーケティング2.0・・・顧客志向。個々の消費者を対象としたプロモーション マーケティング3.0・・・社会貢献、環境配慮などによる精神の充足に働きかける マーケティング4.0・・・サービスや製品を通じて自己実現欲求に訴えかける 【マーケの流れ】 マーケとは「顧客思考」である。 ① ニーズの把握(※デザイン思考により潜在化しているニーズを掘り起こすことも重要) ・・・ジョブズ「顧客は自分たちの欲しいものは知らない」 ② ニーズに合った製品やサービスを創造する ③ ターゲット層にリーチさせる ④ 信頼(満足度)を得てリピーターになってもらう ⑤ 口コミで広がる 【満足度の方程式】 総顧客価値−総顧客コスト=純顧客価値 総顧客価値(商品価値、サービス価値、従業員価値、イメージ価値) 総顧客コスト(金銭、時間、労力、心理) 現場思考と仮説思考、マーケティングのフレームワークを使ってスモールスタートする事が重要 マーケティングいろは リサーチ →何を提供するのか、顕在化または潜在化されたニーズを調査する ★最初は「なんとなく」から始まる。現場の観察や仮設の繰り返しで何を提供するかの目星をつける。あとはフレームワークを使っての出来る限りの実証である。 ・外部環境(PEST分析)・・・政治(法律)、経済(市場)、社会(トレンド)、技術(テック)の4要素から今後の社会動向を予測する ・内部環境(3C分析)・・・customer市場・顧客、competitor競合、company自社を整理 ・内部環境(SWOT分析)・・・強み、弱み、機会、脅威を整理する。その後クロスで対応策を検討してみる sセグメント tターゲット pポジショニング 狭く思い切ってが大切 その後マーケティングミックス 4pまたは4c プロダクトではベネフィットの束を作り上げ コンセプト設定 そしてプロモーション いずれも独自性があり、ターゲットに便益を与えること。 あとはスモールスタートでPDCAを回す 極論、ここまでやっても上手くいくかはわからない。後はやってみないとわからないが、マーケティングは失敗する確率を極限まで下げるだけ。

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Readeeユーザー

逆に大学の授業がバカらしくなった

starstarstar 3.0 2019年11月28日

経済系で大学卒業しているが、確かに大学のマーケティング原論みたいな感じ。 今考えると2時間で理解できる内容を半年くらいかけて授業するんだから、いかに大学がコスパ悪いかがわかる。 前半は概論で、後半は断片的なマーケティング手法。 マーケティングとは営業をしなくても勝手に売れる仕組みを作り出すことである。マーケティングは時代ごとに変化しているが、大きなフレームワーク自体は変わらない。 【マーケティングの変遷】 マーケティング1.0・・・製品中心。マス市場を対象としたプロモーション マーケティング2.0・・・顧客志向。個々の消費者を対象としたプロモーション マーケティング3.0・・・社会貢献、環境配慮などによる精神の充足に働きかける マーケティング4.0・・・サービスや製品を通じて自己実現欲求に訴えかける 【マーケの流れ】 マーケとは「顧客思考」である。 ① ニーズの把握(※デザイン思考により潜在化しているニーズを掘り起こすことも重要) ・・・ジョブズ「顧客は自分たちの欲しいものは知らない」 ② ニーズに合った製品やサービスを創造する ③ ターゲット層にリーチさせる ④ 信頼(満足度)を得てリピーターになってもらう ⑤ 口コミで広がる 【満足度の方程式】 総顧客価値−総顧客コスト=純顧客価値 総顧客価値(商品価値、サービス価値、従業員価値、イメージ価値) 総顧客コスト(金銭、時間、労力、心理) 現場思考と仮説思考、マーケティングのフレームワークを使ってスモールスタートする事が重要 マーケティングいろは リサーチ →何を提供するのか、顕在化または潜在化されたニーズを調査する ★最初は「なんとなく」から始まる。現場の観察や仮設の繰り返しで何を提供するかの目星をつける。あとはフレームワークを使っての出来る限りの実証である。 ・外部環境(PEST分析)・・・政治(法律)、経済(市場)、社会(トレンド)、技術(テック)の4要素から今後の社会動向を予測する ・内部環境(3C分析)・・・customer市場・顧客、competitor競合、company自社を整理 ・内部環境(SWOT分析)・・・強み、弱み、機会、脅威を整理する。その後クロスで対応策を検討してみる sセグメント tターゲット pポジショニング 狭く思い切ってが大切 その後マーケティングミックス 4pまたは4c プロダクトではベネフィットの束を作り上げ コンセプト設定 そしてプロモーション いずれも独自性があり、ターゲットに便益を与えること。 あとはスモールスタートでPDCAを回す 極論、ここまでやっても上手くいくかはわからない。後はやってみないとわからないが、マーケティングは失敗する確率を極限まで下げるだけ。

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