おれたクレヨン

パントビスコ

2024年3月20日

日本能率協会マネジメントセンター

1,815円(税込)

絵本・児童書・図鑑

<帯より抜粋> 「大切にしたいものは  モノよりも  大好きな人と共有する時間」 知らず知らずのうちに大人に根付いた、価値観や固定観念。 それに縛られすぎると、本当に大切なものを見失ってしなうことも。 お子さんとの幸せな時間が増えますようにーー。 <作者からのコメント> この絵本の物語は、私の実体験が元となっています。 とある日、知人のお子さんと お絵描き遊びをしていた時の話です。 その子が赤いクレヨンを使っている際、私が 「お兄さんも赤色クレヨン使いたいから、次貸してね。」 と伝えたところ、 その子は突然ニコニコ笑顔で 「ボキッ!」と赤色クレヨンを折り 「これで一緒に使えるね」 と半分を渡してくれました。 その時に私はびっくりして、 まず、その子の親に怒られないかハラハラした直後に、 「ハッ」と 1つのことに気が付きました。 大人の中では 「モノは大事にしないといけない、壊してはいけない」 という当然のルールがありますが、 きっとその子の価値観で言うと、 「モノ」よりも「誰かと一緒に同じ色を塗る時間」を 優先させたのではないかと思います。 それは大人になった自分にはない新鮮な感覚でした。 人間は大人になるにつれ様々なことを経験し、 知識も増え、効率よく生きられるようになっていきます。 ですが成長に伴い、つい忘れてしまっている 大切なこともあるのではないかと思います。 そんな、 私が偶然子どもから得た気付きを詰め込んだ物語。 親子だけではなく、家族、恋人、友達… 大切な誰かと読んでほしい、そんな一冊です。 パントビスコ

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