文学との訣別

近代文学はいかにして死んだのか

ウィリアム・マルクス / 塚本昌則

2019年3月25日

水声社

4,400円(税込)

人文・思想・社会

文学は死んだのか?-18世紀、「崇高の美学」にあと押しされて文学は栄光まで昇りつめた。しかし19世紀末、文学に「別れ」を告げた3人の作家ーランボー、ヴァレリー、ホフマンスタールーが現れ、20世紀にはついに自閉状態にまで落ち込み、文学はその影響力を失っていくことになる。この3世紀のあいだに文学に一体なにが起こったのだろうか?文学と世界との関係が切り替わる転回点をたどり、大胆に文学史を読み換える新たなマニフェスト!

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