都会喜劇と戦後民主主義

占領期の日本映画における和製ロマンティック・コメデ

具眠婀

2021年1月31日

水声社

4,400円(税込)

エンタメ・ゲーム

連合国による占領の下、都市を舞台に若い男女の自由恋愛を描くモダンな娯楽映画“都会喜劇”が指し示したのは、敗戦の経験を乗り越えながら民主的思想を内面化してゆく日本人の新しいアイデンティティの姿であった。新時代のとば口に立った人々は何を欲望し、何を夢見ていたのか?細緻な文献調査に加え、木下惠介、島耕二、渋谷実、川島雄三、市川崑らの都会喜劇作品の分析によって民主主義イデオロギー下における大衆の想像力/創造力を闡明する、占領期文化研究の新機軸。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

1

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください