
ブリュヌチエール
アントワーヌ・コンパニョン
2024年11月15日
水声社
6,600円(税込)
人文・思想・社会
現代フランスの政治と文学の起源へ 1900年頃、ドレフュス事件による激震のさなかにあった世紀転換期フランス。 文学理論の泰斗は、忘れ去られた保守派の批評家ブリュヌチエールを歴史の舞台に上げる。 ある知識人の著作や書簡をプリズムとして、危機の時代における文芸・宗教・政治の交錯を活写するミクロ・ヒストリー。 序論 Bacプラスゼロ 失墜はいっそう厳しく 第1章 ユダヤのフランス 立場のはっきりしない文人たち 便利な特異体質 アレクサンドル・サンジェ夫人、旧姓ラティスボンヌ 「カトリック教会の外に救済なし!」 フロールのサロン 第2章 アメリカの印象 ジョゼフ・レナック、ジャーム・ダルメストテール、アナトール・ルロワ゠ボーリウ、そしてビュローズ夫人 〈客員教授〉のモデル ゾラ、ノックアウト負け 女性、金銭、ケベック 第3章 アンガージュマン 訴訟のあと 可動的民主主義かアンシャン・レジームか 怒れるフロール・サンジェ ニューヨークーパリ 第4章 危険を冒す 「不正義によって正義に達することはない」 フランス祖国同盟 ペロー氏の女婿 「あの信じがたい手品」 第5章 ではカトリックのフランスなのか? フロールと護教論 修道院のユダヤ女 知られざる傑作 結論 あえて名のろうとしない反ユダヤ主義なのか? 絶望した者か、それとも社会主義の教皇か? 註 人名索引 訳者あとがき
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