企業として見た戦国大名

真山 知幸

2020年8月27日

彩図社

1,430円(税込)

人文・思想・社会

戦国大名の強さの秘密は、現代の企業に見立てることで、よくわかる。 私たちが生きる現代社会では、各企業がしのぎを削って競争し、従業員の雇用を守りながら、利潤を追求している。組織が大きければ大きいほど、強大なパワーを持ち、市場を我が物顔で跋扈する。一方で、スタートアップしてまもない企業が独自の技術で市場を創出し、時には大企業をもしのぐ勢いを見せることもある。 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった名だたる戦国大名たちもまた、現代企業の経営者と同じく、人材をリクルートし、育成して、成果を上げるべく、トライアンドエラーを繰り返していた。勇猛果敢にみえる戦国武将たちも、マネジメントに苦悩しながら、暗中模索し、失敗と成功を繰り返しながら、組織のリーダーとして、悩み多き日々を過ごしていたのだ。 本書では、13の戦国大名家を企業に見立て、その経営戦略をイチから解説。食うか食われるかの実力社会で、戦国大名がどのように生き抜いたかがわかる一冊。

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