アスリートの本質

末續 慎吾

2021年7月16日

竹書房

1,980円(税込)

小説・エッセイ / ホビー・スポーツ・美術

速く走る二種類の方法、 ゴール前で抜かれる理由、 なぜドーピングは駄目なのか… 野性を解き放ち、 世界と戦った“闘技者”のみが 知る真実がここにある! 著者は、以下のように述べています。 この本には、末續慎吾というアスリートの感性・生き方の本質とその本性が 、ありのままのノンフィクションで書かれている。内容に関しては、決して万 人に当てはまるものではないし、理解されないこともあるかもしれない。 でも、それはそれで本という表現方法での伝え方であり、それも末續慎吾の 世界観だと言える。 これから表現するこの本は、僕そのものであり、アスリートそのものの本質 ・本性でもある。走ることではない伝え方と関わり方で、僕がこの世界に感じ たい温もりの形だ。 僕という情熱と意志をそのまま形にしたーー本文より ■目次 第1章 野性の走り〜勝敗を分かつものとは? AとBの違い〜速く走る二種類の方法〜/二刀流かけっこ〜理論と野性の対極 的な走りの融合〜/野性とキレの感性〜理性では踏み込めない領域 〜/100mと200mの違い〜自己陶酔感とバランス感覚〜/ゴール前で抜 かれる理由〜孤独と孤高の違い〜/勝敗が決する瞬間〜いかに自然体でいられ るか〜   第2章 感覚の世界〜イメージを具現化する力とは? 空間把握自動操縦モード〜走る人間の磁場〜/未知=進化、不・未知=退化〜 知らない現実を楽しむ〜/他の競技を結ぶ力〜瞬間的な対応力が磨かれる〜/ イメージを具現化する力〜創造は挑戦から生まれる〜/師弟の臨界点〜言語化 することで壊れる感覚の世界〜 第3章 五輪哲学〜現代におけるスポーツの存在意義とは? 五輪哲学〜不平等を乗り越えた先のフェアプレー精神〜/なぜドーピングは駄 目なのか?〜過ちが教訓となって生まれる赦し〜/闘技者と競技者〜プロ・ア マの違いとは〜/勝敗哲学〜勝ち負けに囚われた奴隷からの脱却〜 第4章 自由目標〜根性、努力、目標の在り方とは? 夢や目標がなくなった時〜多面的な球体として目標を捉える〜/自由目標〜縦 横無尽な目標概念〜/日本産スポーツ〜現代の専門家の資質〜/努力と遊び〜 無意味なことに時間を投じるという贅沢〜/高齢者の自己実現〜楽しく、自由 に、なりたい自分へ〜 第5章 力の解放〜アスリートが表現すべきこととは? 美しさと本能〜自然体の中に存在する感動の源泉〜/アスリートの表現〜感情 的で情熱的な生のエネルギーの発射〜/アスリートの押しつけ〜自己を立体的 に進めていく力〜/力の解放〜イメージを先行させて夢に向かう〜/第二次素 人〜分からないからこそ、また前に進める〜/アスリートの本質〜一生懸命が 誰かを幸せにできる〜

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