世界で最もヒトが育つクラブへ「水戸ホーリーホックの挑戦」
西村 卓朗
2023年2月17日
竹書房
1,760円(税込)
小説・エッセイ / ホビー・スポーツ・美術
人が育ち、クラブが育ち、街が育つ 資金力はリーグ下位レベル 以前は移籍してくることが “都落ち”のイメージだった水戸ホーリーホックを 地域から必要とされ、選手から選ばれるクラブへと高めた 異色のGMが進めるチーム改革のすべて 「育てながら勝つ」スタイルで 目指すは更なる高み、J1の舞台へ。 「大切なのは良い選手を獲得することだけでなく、 選手の人間的成長もサポートし、クラブの価値も高めること。 そして、選手自身が幸せな人生を送ること。 水戸に来て、よかったと心底、思ってもらうこと。」 第1章 水戸の地にたどり着くまで 第2章 強化部長に就任。着手したこと 第3章 チーム編成について 第4章 アツマーレについて 第5章 選手育成プログラム『Make Value Project』 第6章 GM就任 第7章 選手の身体を大切にする 第8章 地域とともに歩む 第9章 新たなチーム強化のサイクル 第10章 そして、夢へ Special interview 前田大然(セルティックFC) 『プロとして「やっていける」自信を手にすることができた水戸は 自分にとって第二の故郷。いつか水戸に戻ってきたい。』 【著者PROFILE】 西村卓朗(にしむら・たくろう) 株式会社フットボールクラブ 水戸ホーリーホック 取締役GM 1977年生まれ、東京都新宿区出身。新宿区にあるスポーツクラブシクスで10歳からサッカーを始める。三菱養和SCから1年の浪人生活を経て国士舘大学進学、2001年浦和レッズに加入。その後、2004年大宮アルディージャへ移籍し、2008年シーズン終了後、アメリカのポートランド・ティンバーズに加入。翌年、帰国し湘南ベルマーレフットサルクラブでフットサル選手としてプレー。2010年、再び渡米、クリスタルパレス・ボルチモアへ移籍。2011年コンサドーレ札幌に加入するが、1年限りで退団、11年に渡るプロ生活にピリオドを打つ。その後、2012年に浦和レッズのハートフルクラブ普及コーチに就任。2013〜2015 VOND市原(関東サッカーリーグ)のGM兼監督を務める。2016年より水戸ホーリーホックの強化部長となり、2019年9月からゼネラルマネージャー(GM)に就任、様々な取り組みや事業を手掛けている。2014〜2020年の8年間、J リーグの新人研修の講師を務め、約1000人のJリーガーと関わった。
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