
新装版 白い濁流
小薮浩二郎
2021年8月4日
笑がお書房
1,799円(税込)
小説・エッセイ
食品業界の深い闇に鋭く切り込んだ問題小説! 薬学を志す、好並一樹は名門大学教授の研究室で卓越した才能を発揮していた。 研究開発で協力する製薬会社が製造した保存料でさつま揚げに異常が発生するが、新しい添加物を開発し製薬会社の信頼を手に入れる。 その後も開発や特許をめぐる企業間競争に巻き込まれ、ふせいに手を染める状況に追い詰められていく。 一樹が発明した甘味料を添加したハムを分析した結果、発がん性が強く疑われている。 使用を直ちに禁止するべきか隠蔽するか。一樹は添加物で白く濁った濁流の中でもがき苦しむ夢に悩まされるようになる。 NHK BSプレミアムドラマ化決定!8月22日放送開始。毎週日曜よる10時放送(49分・8回放送) 出演:伊藤淳史・佐々木希・桐山漣ほか。脚本:池田奈津子。 運命の出会い/事故死/天才推理/謎のサルモネラ/倒産の危機/幸運の女神は風に乗って/甘い話/疑惑 他
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ばななちゃん
ドロドロ!
食品添加物の危険性ってその物質そのものよりも、 不純物とか、厚生労働省が評価できてなかった側面とか、法の抜け穴とか、そういうのが怖いんだと思う。 結局人間が合成した物質だから完璧なはずがないよね。 そして企業のドロドロが怖すぎる。 人間は間違ってることだと気づいていても 自分の中で勝手に正当化しちゃうんだよね。 家族のため、とか。法律的には問題ない、とか。 何かを得るには何かを捨てなければいけないって 一樹のようなことなんだろうな。 京都が舞台なのが個人的によかった。
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