
99のなみだ・冬
涙がこころを癒す短篇小説集
リンダパブリッシャーズの本
リンダパブリッシャーズ
2016年1月31日
アース・スターエンターテイメント
628円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
健三は下町の職人だ。結婚三十年目を前に、奥さんの君子さんに感謝の気持ちをどう伝えたらいいか悩んでいた。不器用な愛の形を描いた「おやじ花を買う」。最近どうやら、中学二年の息子に彼女が出来たらしい。まだ早いんじゃ?と気を揉む母の戸惑いを描いた「息子のカノジョ」。和佳子はパチンコに明け暮れるうち、留守中の火事で赤ん坊を亡くしてしまう。自殺を図った夜、死んだ息子・翔太と不思議な再会を果たす。終わりのない人生を描いた「また逢えてうれしい」。やさしい涙がこころにしみる12篇の短篇小説集。
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