逆転・太平洋戦史

天山ブックス

佐藤大輔

1991年8月31日

天山出版

832円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 新書

昭和17年6月5日、ミッドウェー海戦勃発、敵航空基地を一撃で破壊した南雲機動部隊は、米空母に対する反撃を開始。米艦隊は瞬時にして壊滅した…。もちろんこれは事実ではない。だが、まったく可能性がなかったと言い切れるだろうか。もしも、ミッドウェー作戦で第一次攻撃が成功していたら?もしも、レイテ沖で栗田艦隊が反転していなければ?もしも、幻の超重爆〈富岳〉が開発されていたら?本書は、太平洋戦争における7つの転換点を選び、それぞれについて史実、「もしも」、「もしも」の世界のその後に至るまでシミュレートした、異色の太平洋戦争ドキュメントである。

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