「法華経」を読む

紀野 一義

2017年11月11日

大法輪閣

2,200円(税込)

人文・思想・社会

どこまでも明るく、どこまでも肯定的に、風のごとくさわやかに生きていきたい! 壮絶な戦争体験を持つ仏教学の泰斗が、平易な言葉で自らの経験談やエピソードを織り交ぜ語った、諸経の王「法華経」の真髄。 「法華経は現代にどのように生きるか」を追補して待望の名著復刊! 本書は、1982年に刊行された講談社現代新書に、あらたに「法華経は現代にどのように生きるか」(1965年9月号「理想」掲載)を加えたものです。 目 次 まえがき 第一章 羅什讃頌  1-イメージで書かれた法華経  2-賢治と中央アジア  3-翻訳者・羅什の故里  4-羅什の生涯  5-流れるごとき名訳 第二章 オペラ白蓮花の序曲  1-七百年ぐらい、ついせんころ  2-芸術的な大乗経典の創作  3-法華経の序曲  4-「太陽が出ると、その枝は光ります」  5-あっという間に怨みを捨て 第三章 光は東方を照らす  1-人生が何を私に期待しているか  2-山も川も人も花も、すべて光明  3-山の中に隠れてしまった男  4-額の光っている男はいないか 第四章 生かされて生きる  1-何か難解難入なのか  2-過去のことをひとつひとつ思い出しながら  3-ゆいぶつよぶつ的人間について  4-一大事因縁のゆえに 第五章 会うべき人についに会う  1-壮大な一元論  2-父を捨てた子 第六章 あっというまに信じてしまう  1-智と禅  2-あっというまに信じてしまう  3-六祖出家の因縁 第七章 仇敵も、女人も、すばらしい  1-ええなあ! ええなあ1  2-強敵が人をば善く成しけるなり  3-八歳の竜女が仏になる 第八章 堪える人々  I-我、身命を愛せず  2-地涌の菩薩として生きる 第九章 永遠のいのち  1-ことごとく皆、恋慕を懐いて  2-クロス・エンカウンター  3-自己が、自己を、自己する  4-常懐悲感・常在霊鷲山 第十章 すさまじき楽天主義者  1-我、深く汝らを敬う  2-ぶち殺したい男はいないか  3-すさまじき男 終わりにー風の吹き過ぎるごとく生きる 《追補》法華経は現代にどのように生きるか

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください