ひきこもり “心の距離”を縮めるコミュニケーションの方法

親も子も楽になる

山根 俊恵

2021年9月13日

中央法規出版

2,200円(税込)

人文・思想・社会

<家族関係を変えるための“基本姿勢”がわかる> ひきこもりの子どもとの関係を変えるためにどうすればよいのか? その具体的な方法がわかる、これまでになかったガイドブックです。 さまざまな発達特性などによる本人の生きづらさを理解すること、一方通行のコミュニケーションを改め子どもと「対話」すること、さらには、問題行動を分析し、好ましい行動を増やすこと…など、これまで300人以上のひきこもり家族を支援してきた著者が、当事者・家族の具体例を挙げながら、わかりやすく解説します。 子どもと接する際の基本姿勢がこの一冊に詰まっています。 <全国的に成果が注目される著者のひきこもり支援> 著者は従来のひきこもり支援に疑問を感じて、2015年に自身のNPOにて支援を開始。多くの家庭でひきこもりの本人が居場所に通所したり、就労につながるという成果が上がり、注目されています。 本書は、そこで家族がまず学ぶ「家族心理教育」の内容をベースにうまれたものです。ご両親・ご家族はもちろん、ひきこもり支援に関わる専門職にも参考になる一冊です。 <<<池上正樹氏(ジャーナリスト・KHJ全国ひきこもり家族会連合会理事)推薦>>> 家族はもう苦しまなくていい。ひきこもり家族支援の第1人者が実践してきた「誰もが笑顔になれる、わが子への関わり方」が分かる一冊 【目次】 序章 ふらっとコミュニティを訪れた4人のこれまで 第1章 ひきこもりのメカニズムや生きづらさを理解しよう 第2章「対話」のあり方について理解しよう 第3章 問題と感じる行動(暴力など)を振り返り、その対応法を理解しよう 第4章 ポジティブコミュニケーション・好ましい行動を増やす方法を理解しよう 第5章 先回りをやめて、子どもとしっかり向き合う方法を理解しよう 第6章 これからの対応法を一緒に考えよう 第7章 ここまで学んだことを家庭で実践するためのポイント 終章 ふらっとコミュニティで変わった4人のそれから 【著者情報】 山根俊恵 (やまね としえ) 山口大学大学院 医学系研究科保健学専攻教授。NPO法人ふらっとコミュニティ代表。看護師、介護支援専門員(ケアマネジャー)、精神科認定看護師、認知症ケア専門士の資格を持つ。「心のケア」を専門としており、2005年にNPO法人ふらっとコミュニティを立ち上げ、地域において民家を借り、精神障がい者やひきこもり者の支援を行っている。2018年に「保健文化賞」を受賞。著書に『ケアマネ・福祉職のための精神疾患ガイド 疾患・症状の理解と支援のポイント』『チームで取り組む ケアマネ・医療・福祉職のための精神疾患ガイド』(ともに中央法規)。

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