家中・足軽の幕末変革記

飢饉・金策・家柄重視と能力主義

支倉清 / 支倉紀代美

2021年10月15日

築地書館

2,640円(税込)

人文・思想・社会

明治維新を招く社会変革の兆候は、京・江戸から遠く離れた片田舎にも起きていた。 家中人事が家柄重視から能力主義へと移り変わる様子、 財政難に陥る領主と裕福な農民の関係性など、 19世紀の地方社会の変化と闘争を、 仙台藩前谷地村(現宮城県石巻市)で 60年にわたり記された文書『山岸氏御用留』から読み解く。

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