
歴史の中の化合物
くすりと医療の歩みをたどる
科学のとびら
山崎幹夫
1996年6月14日
東京化学同人
1,540円(税込)
美容・暮らし・健康・料理
ダイナマイトを発明して巨万の富を得たノーベルが皮肉にも自らの狭心症の治療のためにその原料として利用したニトログリセリンに頼ったという話から始まって最近の遺伝子治療の話まで、人間の歴史の中で活躍した化合物の物語である。研究の最先端における人間どうしの壮絶な闘い、誇り、葛藤、苦悩が生き生きと描かれている。内容的には著者の専門の医薬に関連深い化合物が多く選ばれているが、その範囲にとどまらず、化合物の物語を通して化学の向こうに広がる魅力あふれる人間とのかかわりの世界に読者を引張っていく興味津津の一冊である。
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