海沼実の唱歌・童謡 読み聞かせ 2

海沼実

2020年12月16日

東京新聞(中日新聞東京本社)

1,540円(税込)

人文・思想・社会

終戦直後に始まった空前の「童謡ブーム」は、戦災からの復興を目指す多くの日本人に癒しと勇気をもたらしました。しかしながら昭和30年代以降、高度成長期の裏側で過剰なまでの成果主義により童謡は衰退の一途を辿ります。 世界中が新型コロナの災禍に苦しめられている今だからこそ、私たちは童謡の原点に立ち返り、時代の流れの中に置き忘れてきた「心」を取り戻すべきではないでしょうか。 もともと文学作品として創作された「童謡」や、国語科の教材にも取り上げられた「唱歌」には、日本で生まれ育った人々のDNAに癒しや勇気を与えてくれる不思議な魅力があるものです。その素晴らしい魅力を次世代へと継承するために、本書では掲載される作品を筆者自らが改めて解釈し、物語として子ども達に読み聞かせ出来るようにまとめました。 もちろん楽譜や歌詞も併せて掲載されていますので、歌いながら楽しむこともできる1冊です。 童謡の誕生から100年目となる2018年に合わせて出版された書籍の第二弾。多くの方々に、日本の唱歌や童謡を再評価して頂ければ嬉しい限りです。 「たき火」「春よ来い」「かわいい魚やさん」「花」「椰子の実」など全36作品掲載

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