
もっと知りたい文人画 大雅・蕪村と文人画の巨匠たち
黒田 泰三
2018年4月13日
東京美術
2,200円(税込)
ホビー・スポーツ・美術
もともと中国に始まった文人画は、日本では18世紀から19世紀にかけての短い期間に花開きました。日本の文人画には中国文人画に備わっている運命的な厳しさや幽愁こそありませんが、日本人の心情に身近な情感があり、複雑ではない心象が託されています。技巧を求めて到ることのできない、自ら娯しむという境地。遊戯の精神を忘れず、自由を希求し「万巻の書を読み万里の道を行く」生き方。本書は、そうした世界をつくりだした個性豊かな画家たちをとり上げて紹介します。 「彼らが追い求めた文人画の最大の魅力である自娯は、画面の上に具体的なかたちとしてあらわれるものではありません。それはおそらく、絵を描くことを楽しむこと、そしてその時に感じる自由の中に存在するのではないでしょうか。このような自娯の境地を想像する時、画家の感じた自由が鑑賞者に伝わってくるのではないでしょうか」(序文より)。
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