中学校・高等学校 授業が変わる学習評価深化論

観点別評価で学力を伸ばす「学びの舞台づくり」

石井 英真

2023年1月20日

図書文化社

1,980円(税込)

人文・思想・社会

わずらわしいだけの学習評価じゃもったいない。 授業改善に直結し「生徒が見える」学習評価へ! 知識の暗記・再生を超えて、現実の社会で「生きて働く学力」を育てるには、「生徒が一番力を発揮している学習場面」を評価する。 中教審で学習評価の改訂に関わった著者が、授業改善に直結し「生徒が見える」評価のあり方を解説します。 第1章 評価改革の本質を問うーー成績を付けることだけが評価じゃない  1 そこがゴールですか? 「テスト7割,平常点3割」を超えて  2 生徒を評価するとはどういうことか?  3 観点別評価とは?  4 絶対評価(目標に準拠した評価)のねらいは個性尊重なのか?  5 評価をわずらわしい事務作業にしないためには?   【コラム】学校に通って共に学ぶことの意味が問われる中で 第2章 なぜ観点別評価が強調されるのか  6 どんな準備をすればよいか  7 なぜ高校でも観点別評価なのか?  8 観点で捉える学力をどう理解すればよいのか?  9「知識・技能」は詰め込み(暗記・再生)でいいのか?  10「思考・判断・表現」をどう育て,評価するのか?  11「主体的に学習に取り組む態度」なんてどう評価するのか?  12 情意領域の評価における問題点とは?   【コラム】評価は「授業の鏡」--学生から言われた一言 第3章 授業や評価の軸となる目標とは  13 そもそも目標を明確にするとはどういうことか?  14 評価者への信頼感,評価への納得感をどう高めるか?  15 目標に準拠しつつ目標にとらわれない評価とは?  16 観点別評価をカリキュラム・マネジメントにつなげるには?   【コラム】「個別最適な学び」をどう捉えるか 第4章 「学びの舞台」をどうつくるか  17 観点別評価を単元や授業のデザインにつなげるには?  18 観点の評価場面(総括的評価)をどう評価計画に位置づけるか?  19 すぐれた評価課題をどうつくるか?  20 各教科の特質に応じて真正のパフォーマンス課題をどうつくるか?  21 パフォーマンス評価においてルーブリックをどう生かすか?  22 単元で育てるとはどういうことか?  23「学びの舞台」に向けて日常的に評価をどう意識するか?  24 生徒の学習改善につながる形成的評価とは? 補 論 教育評価論のエッセンスーー改革の“今”と“これから”をつかむために  1 教育評価に関する理論の展開  2 戦後日本の指導要録改訂の歴史

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