競争原理を超えて

ひとりひとりを生かす教育

遠山 啓

2019年3月20日

太郎次郎社エディタス

2,200円(税込)

人文・思想・社会

テストの点数による序列・選別は、貴賎・貧富につぐ第三の差別である。この賢愚による差別を生む序列主義を超えて、自立する人間を育てる教育・学問のあり方を追求する。朝日新聞評……テストや評価ということの本質に迫って読む人を思わずはっとさせる。 【1976年刊行のロングセラーをプリントオンデマンドで復刊。底本は1998年刊の27刷を使用しています。】 プロローグ 競争原理にかわるもの 第三の差別とは  *とびらのことば* 第三の差別  「能力主義」と「序列主義」  序列主義と国家主義  内と外の序列主義  教育思想としての競争原理 学歴社会の虚像と実像  *とびらのことば* 指定券の思想  学校だけが教育の場か  学校と塾  学歴社会と日本の学校  学歴社会と日本の歴史  名門校製造法  学校とどうつきあうか ある高校生へ 競争心から好奇心へ  *とびらのことば* 愚問賢答  カンニングとは  知能に序列はつけられるか  序列主義教育論  評価と評点の問題をめぐって ひとりひとりを生かすために  *とびらのことば* 火星人  痴育偏重から知育尊重へ  序列主義の克服  教育における総合性の回復  わかる授業の創造 創造的な授業をめざして  *とびらのことば* こそ先生  二十坪は狭いか  創造的な教師  新しい教師への期待 エピローグ 競争原理を超えて 二つの教育観をいかに統一するか

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