植物油の政治経済学

大豆と油から考える資本主義的食料システム

平賀緑

2019年4月6日

昭和堂

5,280円(税込)

科学・技術

現在の食生活を支える食料システムの形成には、農業や食文化だけでなく、むしろ、政府や国策会社、財閥や商社など大資本が大きく影響していた。現在の食生活に欠かせない植物油と大豆に注目し、日本の近代的食料システムの形成過程を政治経済的なアプローチにより解明する。 序章 資本主義的食料システムを考える 第1章 日本の近代的国家建設と製油産業の成立 ー19世紀〜第一次世界大戦期 第2章 油脂産業の発展と油粕・植物油の用途拡大 ー世界大戦戦間期を中心に 第3章 米国産大豆による製油産業の再建 ー戦中〜戦後再建期 第4章 食用油の需要拡大を促した構造 ー高度経済成長期を中心に 終章 資本主義による「食」の変容

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