刑事コロンボ構想の死角

竹書房文庫

スティーヴン・ボチコ / 石上三登志

2007年4月30日

竹書房

733円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

ケン・フランクリンとジム・フェリスは、国民的人気を誇る「名探偵メルヴィル夫人シリーズ」を生み出してきたベストセラーのコンビ作家。しかし、苦楽をともにしてきた二人の間に入った亀裂は、ついに「フランクリンがフェリスを殺害する」という計画殺人に発展してしまう。営業手腕に長けてはいるが、創作には苦手なフランクリンが書き上げた一世一代の完全犯罪シナリオーところが、すべてを賭けた謀殺プランに登場したのは、とんでもない探偵役だった。よれよれのレインコートをまとった冴えないその男は、ロサンゼルス市警のコロンボと名乗り、何かと気に障る質問を投げかけてくる。殺人に走った探偵作家とそれを追う現実の刑事、二人の男の推理の結末とは?…若き日の監督スピルバーグが演出した『刑事コロンボ』名篇の小説版、ここに装いも新たに決定版で登場。

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