怪集蠱毒

創作怪談発掘大会傑作選

竹書房文庫

加藤一(怪談作家) / 黒実操

2009年12月31日

竹書房

680円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「恐ろしい話であること。絶望を伴うと尚良い。“虫”をモチーフとして扱うこと。」というテーマで開催した創作怪談発掘大会の傑作を収録。「クロスローダーの轍」という作品では…ちょっとした揉み合いで相手を殺してしまった探偵のもとに現れた、鼠色の燕尾服を着た老人。その“死のファイル”には、探偵の余命があと3日と記してあった。寿命を延ばすためにはそのファイルに記された罪人を殺してその寿命を奪うしかないという。残された時間はもうわずかだ!また「蝗の村」では…ある地方で続けざまに施設に住む11人もの子供が水死するという事件が起こる。事件を防ぐために雇われたセキュリティコンサルタントが謎の童歌に秘められた血生臭い悲劇の裏側に迫っていく!そのほか「マンティスの祈り」「虫のある家族」「ムしイチザの話」「楽園」「面影は寂しげに微笑む」「遺念蝉」「失敗したおやすみなさい」「紫陽花の」。

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