不埒な公爵のキスの作法

ラズベリーブックス

ローラ・リー・ガーク / 森なおみ

2010年12月31日

竹書房

995円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

ヴィクトリア時代、ロンドン。お針子のプルーデンスは雇い主にこき使われる毎日を送っていた。舞踏会に駆りだされたある夜、意地悪な伯爵令嬢から救ってくれたのは、まばゆい笑顔をたたえたセント・サイアス公爵、リースだった。さらに舞踏会からの帰り道、女中を暴漢から助けるところに出くわし、彼はプルーデンスの理想の男性となった。その翌日、フラットに戻ったプルーデンスを弁護士が待っていた。行方不明だった父親がアメリカでデパート王として成功したのち亡くなり、財産すべてを彼女に残したのだ。ただのお針子が、イギリス一の大金持ちになると聞き、驚くプルーデンス。ただし、相続には1年以内に結婚しなくてはならないという条件があったー。初めはただ幸運を喜んでいたプルーデンスだったが、噂はまたたくまに広がり、次第にとまどいをおぼえるようになる。そんなとき、女相続人であることを知らずに、リースが声をかけてきたことで、心から安堵を覚える。だがリースは実は噂をすでに知っており、借金だらけの公爵家を立て直そうと“プルーデンス好み”の恋愛のふりで誘惑しようと考えていたのだ。勇敢で紳士的な公爵として振舞おうとするリース。だが計画を進めていくうちに財産は関係なく、ただ彼女に愛されたいと思うようになってしまう。リースの愛を信じるプルーデンスと愛に目覚めてゆくリース。ふたりの恋の結末は?-。

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