実話怪談覚書忌之刻

竹書房文庫

我妻俊樹

2012年9月30日

竹書房

701円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

あたかもこの世はシャボン玉で、その薄い表面に世界を映しながら、もうひとつのあの世のシャボン玉とくっついてしまっているような怪異の世界を繊細な筆致で書き綴った、新しい実話怪談の誕生だ!我妻俊樹は何気ない日常や記憶の隅に佇んでいる不可思議な実話をまるで歪んだ鏡に映し出したように鮮やかに恐怖を切り取ってみせる。手品師が空っぽのシルクハットにハンカチを押し込み、杖で叩くと鳩が飛び出すが、この苦界の舞台に迷い出してくるのは、絶叫や嗚咽、脳みそを薄くスライスされたときに見えるかもしれない風景だ。平山夢明監修FKB第15弾!待望の我妻俊樹単著デビュー。

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