シークと青い瞳の花嫁
ラズベリーブックス
ドリーン・オウェンズ・マレク / 加藤洋子(翻訳家)
2012年12月31日
竹書房
1,047円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
1885年オスマン帝国。コンスタンティノープルへ従兄夫妻を訪ねたサラは、西洋文化に興味を抱くスルタンの娘が英語の教師を探していることを知る。ハレムでの生活に興味のあったサラは家庭教師となり、宮殿内での生活を楽しんでいた。ところがある日、パーティで出逢ったオスマン帝国の総督、カーリドから熱い視線をそそがれ、彼女もまたその美しさに目を奪われる。部屋に戻るとカーリドから贈り物とコーヒーが届いていたが、口にしたとたん、意識を失ってしまうー。目が覚めるとサラはカーリドが住まう宮殿にいた。「きみを買い取った。きっと私の虜にしてみせる」と自信たっぷりに言い放つカーリドに、サラはこんな風に自由を奪われて好きになるはずがないと反発するが…。
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