「おいしい」を経済に変えた男たち

加藤 一隆

2022年10月12日

TAC出版

1,760円(税込)

ビジネス・経済・就職

あの飲食チェーンはどうやって50年も生き延びたのか? 300万人が働き、市場規模30兆円の外食産業。そんな巨大産業がコロナ拡大の要因にされ、時短要請で市場規模は2割減、デリバリーやテイクアウトを除くとなんと3割減。 しかし、歴史を紐解けば料飲禁止令、農産物の輸入規制と自由化の波、さらにはBSEと数々の苦境を乗り越え、だれにも守られない非常で残酷な本物の資本主義の世界を生き延びてきた。 そんな、これまで日本経済史では見向きもされなかった、「おいしい」をビジネスにしてきた6人の異端の外食創業者たちの情熱と苦闘、そして経営術に、長年業界団体で事務局を務めた業界の生き証人が迫る。 【内容】 ・牛丼を国民食にし、回転率を重視したことから単品特化ビジネスに行きついた吉野家・松田瑞穂 ・1970年大阪万博を契機にファミリーレストランのすべてを設計した外食産業の祖、ロイヤル・江頭匡一 ・「おいしければわざわざ来てくれる」でハンバーガーを日本人向けにアレンジしたモス・櫻田慧 ・給食事業からとんかつにビジネスを広げ、代替わりに最も成功したグリーンハウス・田沼文蔵 ・地元密着で熱烈な常連客に支えられ復活したハングリータイガー・井上修一 ・製造直販業化で圧倒的なコストパフォーマンスを実現した、サイゼリヤ・正垣泰彦

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