転生したら、モブでした(涙)〜死亡フラグを回避するため、薬師になります〜

ベリーズ文庫

江本マシメサ

2020年5月9日

スターツ出版

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

令嬢・グレーテは、ある日前世でプレイしていた乙ゲーのモブキャラに転生していると気づく。確かシナリオでは、悪役令嬢に学校を爆破され死亡…ってやばすぎる!そこで破滅エンド回避のため別の校舎でひっそり魔法薬を学ぶことに。するとまさかの薬師としての才能が開花!?モブには無縁のはずの悪役令嬢やヒロインとまで仲良くなって!?

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あじこ

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3.3 2020年07月30日

最近、モブやサブキャラ、ドロッアウト組が手に職つけるか〜で、薬師を目指す話が多いな。 今回の主人公は、恋愛シュミレーションゲームのエンディングで最後は死んでしまうモブに異世界転生していることに、入学直前で気がつくパターン。 婿探しをしなくてはならないので、魔法学校へ通うが死亡フラグ回避のため、騎士学科ではなく薬師学科へと入学。 美形の先生と生徒一人で楽しく学んでいたところに、闇の魔法使いや誘拐事件など不穏な展開がありつつもハッピーエンドという感じ。 天才ではないし、怠けてもいない。やり取りは淡々としているけど、冷たくもなく思いやりがある。鈍感だけど、バカってほどでもなく。 何だろう、全てが程々なんだなぁ。 私的には好きなタイプの主人公でしたが、恋愛モノが読みたい人には、少なすぎて物足りないかも。なにせ、主人公がイケメン教師に全く、ときめかないので。 女のコ同志で仲良くしていて、可愛いモフモフ使い魔と妖精がいて、たまに美味しいものを食べる。 良いところを少しずつ入れた結果、可もなく不可もなしなうすい話とキャラクターになってしまったような印象。 まぁ、家族が空気キャラのは、不思議でしたが…この手の設定だと、だいたい過保護な兄とか居るけど、ページ数の都合か。 読後感は良かった。特別描き下ろしの番外編が無かったら、スッキリしてなかった…かもだけど、これで満足しました。

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