きみは溶けて、ここにいて

灯えま

2022年7月25日

スターツ出版

1,430円(税込)

小説・エッセイ

友達をひどく傷つけてしまってから、人と親しくなることを避けていた文子。ある日、クラスの人気者の森田君から呼び出され「もうひとりの俺と、仲良くなってほしいんだ」と言われる。とまどいながらも、過去におった心の傷から生まれたという“はる”と文通をすることに。“はる”は、文子の臆病な心を支え、「そのままでいい」と言ってくれる。優しくてもろい“はる”に惹かれていく文子だけれど、もうすぐ彼が消えてしまうと知って…。「闇を抱えるきみも、光の中にいるきみも、まるごと大切にしたい」奇跡の結末に感動!野いちご大賞特別賞受賞作!

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