すべての恋が終わるとしてもー140字のさよならの話ー

冬野夜空

2023年4月28日

スターツ出版

1,485円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

さよなら。でも、この人を好きになってよかった。--140字で綴られる、出会いと別れ、そして再会。(以下、本文『別れの挨拶』引用)「またね」それが彼とお決まりの挨拶だった。また次の機会にね、そんな意味を込めて。互いに進路が変わっても、恋人ができても、いつだって次があると思ってた。でも。「ずっと好きでした」「ごめん、俺結婚するんだ」一歩踏み出そうとした日、彼との距離を誤って。その日最後の挨拶は「さようなら」

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