近世文学・作者と様式に関する私見
濱田 啓介
2021年9月9日
京都大学学術出版会
7,370円(税込)
人文・思想・社会
あるときは創作という営為の近世的意味付けから馬琴・西鶴・近松の特異な様式に迫り、あるときは多数の作者の作品から共通の主題構造や特定の表現の成立過程をあぶり出す。読本研究の泰斗が自らに課して解き続けてきた軌跡。名著『営為と様式』に始まる三部作完結! 凡例 1 比較文学偏西風 2 国民歌謡「夜明けの唄」と「DAYBREAK」 3 日本文学における別れ時の言い方 ーー さらば考 4 『道中膝栗毛』の進行記述形式の成立について 5 秩序への回帰 ーー 許嫁婚姻譚を中心として 6 〈愛想づかし〉概観 7 幕末読本の一傾向 8 読本研究五十年の歩みと展望 9 茶番要説 10 外濠を埋めてかかれ ーー 「西鶴をどう読むか」の全体講評者として 11 近松心中物の最期場について 12 都の錦に関する一資料 13 吉文字屋本の作者に関する研究 ーー 奥路・其鳳同一人の説など 14 伊丹椿園は津国屋善五郎なり 15 画本読本の作者 速水春暁斎伝攷 16ー1 都市生活と家 ーー 『吾仏乃記』における家の問題 16ー2 寛政享和期の曲亭馬琴に関する諸問題 17ー1 『里見八犬伝』と「里見軍記」 17ー2 八犬伝依拠小攷 17ー3 八犬伝依拠二攷 18ー1 馬琴の所謂稗史七法則について 18ー2 鹿島則幸氏蔵著作堂手沢本『忠義水滸伝』について 18ー3 『水滸伝発揮略評』と『水滸後伝国字評第六則』 索引 後記
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