野蛮から秩序へ

インディアス問題とサラマンカ学派

松森奈津子

2009年5月31日

名古屋大学出版会

5,500円(税込)

人文・思想・社会

大航海時代を拓いたスペインにおいて、非ヨーロッパ地域の「野蛮」な人々とのあるべき関係をめぐり、新たな政治秩序を模索したサラマンカ学派。ラス・カサスにいたるその思想の展開を丹念に跡づけ、主権国家論に連なる近代の政治思想を問い直す。

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