品質保証のための信頼性入門
真壁肇 / 鈴木和幸
2002年3月20日
日科技連出版社
3,520円(税込)
科学・技術
本書は、品質保証を基盤とした信頼性を広く学ぼうとする経営者をはじめ管理者・技術者および学生を対象として執筆された入門テキストである。ここでは、新しい時代の要請に応えるために、とくに製造物責任(PL)やリコール問題という安全性に関する品質保証課題や、重大事故・故障の未然防止のための科学的管理技術の手法などを、信頼性工学の立場から平易に解説している。また、“信頼性とコストのトレードオフ”、つまりコスト低減のためには信頼性の代償を要するという一般通念に対して、本書では、品質保証の源流段階において適切な対策を講ずることこそが、信頼性を向上させ同時にコストを低減する道であるという考え方に立ち、TQMに立脚した品質保証について論述している。
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