
ナイチンゲールと「三重の関心」
病をいやす看護、健康をまもる看護
ナイチンゲール生誕200年記念出版
フローレンス・ナイチンゲール / 早野ZITO真佐子
2021年1月5日
日本看護協会出版会
2,200円(税込)
医学・薬学・看護学・歯科学
「看護の天職=使命」について、ナイチンゲールが王室や一般市民に向けて論理的かつ簡潔に記した小編。“threefold interest”(三重の関心)の概念を通して、看護師に普遍的に求められる「知」と「技」、そして「心」の重要性・関係性を訴えている。 関連論考として「“三重の関心”とは何か?」および「ナイチンゲールが描いた地域・在宅看護」を所収。普遍的な看護の原点について考えるための必携書。 『病をいやす看護、健康をまもる看護』 1 健康についてのアート 病気および病気の人の看護 病気の人の看護に必要な訓練とは? 良い看護学校の条件 健康、家庭にいる健康な人の看護 家庭にいる健康な人を守るための教育 看護師が晒される危険性について 現場の体験と理論を組み合わせる利点 未来への希望 2 補遺 訪問看護 保健指導員の訓練 保健指導員に対する講義のシラバス 保健の講義に対するシラバス 〈現代に生きるナイチンゲールの言葉(翻訳を終えて)〉 家庭の中でケアをする人々に向けた手引き 臨床があってこその看護という信念 健康をまもり増進させるための条件 赤ちゃんの健康についての当時の意識 看護師に期待したいこと 『“三重の関心”とは何か』 1 「三重の関心」の書かれた背景 2 「三重の関心」の内容と意味 二つの著作における表現から読み解く そこに込められている「看護の本質」 3 threefold(三重)であることの意味 4「本来の看護」の中核概念としての三重の関心 『ナイチンゲールが描いた地域・在宅看護』 はじめに──ナイチンゲールの在宅看護への期待 1 古くて新しい訪問看護 ナイチンゲールが始めた訪問看護活動 訪問看護師の役割は病人の看護だけではない イギリスにおける訪問看師は今も「ディストリクト・ナーシング」 2 新しい概念のための新しい言葉 『病をいやす看護と健康をまもる看護』に始まる新たな考え方 「へルスミッショナー」による健康教育のモデル事業 今の日本の医療の現状は 「ホームナーシング」の語源とナイチンゲールの理念の系譜 3 病院は文明の中間段階にすぎない クリミア戦争とナイチンゲール 病院を熟知した上での在宅看護への視座 脱病院化と在宅看護の可能性 ナイチンゲールの在宅看護の可能性ー筆者が実践で目指すもの
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