
ナイチンゲール、神の僕となり行動する
ナイチンゲールの越境5:宗教
徳永哲 / 平尾真智子 / 佐々木秀美 / 野口理恵 / 眞壁伍郎 / 大北全俊
2021年10月25日
日本看護協会出版会
1,760円(税込)
人文・思想・社会
ナイチンゲールにとって〈神〉とは、「祈り」の対象ではなく、貧しい人びとを救済する善意に基づく「行為」の内に存在するものでした。「神の僕として、貧しい人びとの救済のために行動する」──これこそ、17歳のときに〈神〉の声を聞いた彼女が人生を捧げたものだったのです。 特定の宗派に属さず「善きサマリア人」派だったナイチンゲールの宗教観に迫ります。 フローレンス・ナイチンゲールと信仰─宗派の壁を越えて近代看護の確立へ……徳永 哲 クリミア看護婦人団の宗教的背景……平尾真智子 ナイチンゲールの宗教観─神秘主義の影響とアーサー・H・クラフとのかかわりを手がかりに……佐々木秀美 フランスの愛徳姉妹会とナイチンゲール……野口理恵 朝の思いを大切に─カイザースウェルト「母の家」に学ぶ……眞壁伍郎 法則に向ける眼差し─『思索への示唆/真理の探究』から読み解く思想……大北全俊 [コラム] 19世紀イギリスの宗教事情─イングランド国教会とオックスフォード運動……平尾真智子 聖ヨハネ看護修女会の奉仕活動……平尾真智子 人の心を支える「食」……伊藤幸史
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