フランスにおける産業と福祉
1815-1914
齊藤 佳史
2012年11月30日
日本経済評論社
5,280円(税込)
人文・思想・社会
19世紀以降、市場経済における個人の孤立化と窮乏化を前にして、「社会」の再構築はいかに進められたのか。工業化と社会的保護の観点から、19〜20世紀初頭のフランス資本主義を検証する。 序 章 問題の所在 第1章 1841年児童労働法をめぐる生産と福祉 第2章 アルザス地方におけるパテルナリスムの成立と展開 第3章 ル・プレェ学派のパトロナージュ論と社会改革 第4章 第三共和政期におけるパテルナリスムの社会的位置 第5章 労働局の設立と活動 第6章 世紀転換期における労災問題の展開 終 章 総括
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