人が成長するとは、どういうことか

鈴木 規夫

2021年5月29日

日本能率協会マネジメントセンター

3,850円(税込)

人文・思想・社会

〜人の「本質的な成長」を実現する〜 「成人発達理論」×「インテグラル理論」が示す 能力開発・人材育成の新たな可能性 〜プロフェッショナルとしての新たな次元を切り開く〜 ケン・ウィルバー、ロバート・キーガン、カート・フィッシャー、 スザンヌ・クック・グロイター、ザッカリー・スタイン…… 「発達研究」の最前線を対人支援に活かす。 ○このような方にお勧めです □スキル開発に留まらない”Being"の成長を実現したい □「成人発達理論」「インテグラル理論」を実務において活用したい □身体・頭/心・精神性・影を視野に入れた統合的なアプローチを模索している □対人支援のプロフェッショナルとして、さらなる成長を目指したい ============= VUCAと呼ばれ、複雑さ、混迷さが増すこの時代、 私たちは、どのような能力開発に取り組む必要なあるのでしょうか。 コーチ、コンサルタント、セラピスト等、 クライアントへのサポートに従事するプロフェッショナルとして どのような支援を提供することが、 クライアントの本質的な成長へとつながるのでしょうか。 こうした問いに対して本書が提供するのは 「発達志向型能力開発」 というアプローチです。 ○「発達志向型能力開発」とは? 「成人発達理論」や「インテグラル理論」によって解き明かされた 「人の発達の可能性」に着目し、 「知識」「技術(スキル)」を習得し、統合し、活用している主体である 「自己そのもの」を深化させることーー 新たなに「何か」ができるようになるという「Doing」の領域の成長だけではなく、 行動の主体である個人の「Being」そのものを変化・変容させることを目指す 能力開発・人材開発のアプローチ。 近年、ロバート・キーガンの書籍(『なぜ人と組織は変われないのか』)や 『ティール組織』によって世に知られるようになった 「成人発達理論」「インテグラル理論」は、 人・組織・社会のさらなる可能性を提示してくれる「希望の理論」と言えます。 本書は、そうした人の能力・可能性をひらく「希望の理論」をベースにしながら、 対人支援・能力開発を実践していくための 「考え方」と「方法論」を示していきます。 混迷を極める時代における「能力開発の羅針盤」、 そして、クライアントの本質的な成長を実現する「処方箋」として、 能力開発・対人支援の新たな次元を切り開く1冊です。

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