
決済の黒船 Apple Pay
鈴木 淳也 / 日経FinTech
2016年12月10日
日経BP
1,760円(税込)
ビジネス・経済・就職
「iTunes」「iPod」に続く第3のアップル革命 2016年10月、いよいよ「Apple Pay」が日本に上陸しました。これまで日本が培ってきた決済の常識を壊す、いわば“黒船”です。既に米アップルが先行してサービスを開始した米国やイギリスでは、着々と支持を広げ消費者の生活に根付きつつあります。 これまでアップルは「iTunes」「iPod」で音楽を楽しむ生活様式を一新し、「iPhone」では情報や物の流通のあり方を再設計してきた実績があります。いずれも、結果として既存の産業構造を激変させてしまいました。Apple Payは、アップルにとってこれが3回目に仕掛ける革命です。 狙い通りお金の流れが大きく変われば、人々の生活も当然大きく変わります。 要はApple Payは、日本の決済の世界に開国を迫っているわけです。 本著は、日本と海外を股にかけ、特に決済の最新動向を専門に追い続ける気鋭のジャーナリストがApple Payの本質をえぐり出す一冊です。サービスの裏に隠されたアップル思想を浮き彫りにしつつ、使い勝手を高めて安全性も担保する独自の工夫を詳説。“ガラパゴス”と揶揄される日本市場の閉鎖性をどう突破して、上陸にこぎ着けたのか、裏話もたっぷりとご紹介します。決済の歴史やFinTechの動向も含めて、Apple Payのすべてが分かる決定版です。 【第1章】Apple Payがやってきた 「おサイフケータイ」でかなわなかった夢を アップル流の絶妙な演出 「プランB」が表舞台に立った日 未来の交通システムへの布石 水面下の交渉が始まったのは1年前 「VISA不参加」の真相 絶妙過ぎた参入のタイミング 【第2章】一体どこが優れているのか 風が吹いていた Apple Pay対応ATMも登場 なぜ米国では支持が広がるのか バーチャルカードという画期的なアイデア カード会社をなびかせた配慮の数々 実はECサイトでもアプリでも使える 決済が無意識のうちに終わる時代へ 【第3章】激変する世界の“お金” モバイルウォレット第1号は日本発だった リベンジに燃えるグーグル 空中分解した全米小売り連合の試み モバイルウォレットが世界にもたらすもの 新興国こそ革命の舞台 世界のどこでもスマホが切符に 【第4章】熱帯びる「東京五輪」商戦 ATMでお金を下ろせず戸惑う外国人 どうする爆買い中国人対策 日本版Apple Payはガラパゴス FeliCaが世界に羽ばたく日 【第5章】財布が要らなくなる日 アップルの本当の「野望」 SFではない、近未来の暮らし モバイルウォレットがすべてを飲み込む
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