STARTUP STUDIO

連続してイノベーションを生む「ハリウッド型」プロ集団

アッティラ・シゲティ / 露久保由美子 / \QUANTUM Inc

2017年10月21日

日経BP

1,980円(税込)

ビジネス・経済・就職

これこそ、起業に「革新」をもたらす究極の仕掛けだ!(経営学者・入山章栄氏) これはまるで、脚本、撮影、キャスティングなど さまざまなプロフェッショナルが集結して世界的大作をつくり上げる ハリウッドの映画スタジオのようだ。 「スタートアップスタジオ」とは、 起業や新規事業創出のリスクを下げる新しいプラットフォームである。 本書は、シリコンバレーや欧米、中南米、そして日本でも増殖している 「新事業を創る共同体」が生み出す新たなエコシステムについてまとめた初の解説書だ。 ベンチャーキャピタル、アクセラレーター、インキュベーターなどと異なるのは、 スタジオ自身が多種多様なスキルを持つプロフェッショナルを抱え、 彼らがアントレプレナーやエンジニア、大企業の新規事業担当者らと一緒に 革新的な新事業を「連続して」「同時多発的に」開発・育成・輩出している点だ。 つまりこれは、新製品開発やスタートアップの立ち上げで必要になる 「知恵と汗」を提供し続ける、全く新しい”起業支援プラットフォーム”なのである。 アイデアはあるけれど「サービス開発」ができない。 起業したいけれど「組織運営」に自信がない。 サービスを作ったが「資金調達」がうまくいかない。 新規事業を任されたが「大企業の常識」でがんじがらめ。 次に起業するなら、もっと効率的な方法でやりたい。 こんな悩みを解消する糸口が、ここにある。 [一章] 8つのポイントで徹底分析 スタートアップスタジオの基本 [二章] 伝説のスタジオ、ベータワークスの物語 ベータから生まれる [三章] 米タンパのケースに学ぶスタジオ運営の課題 時代の先を行く [四章] ハンガリーのラボ・クープ流スタジオ運営術 完全共同所有のベンチャービルダーをゼロから立ち上げる [五章] ミディアラボが北欧を席巻しているワケ メガトレンドからスタートアップを立ち上げる [六章] オランダのスタジオが実践する組織風土のつくり方 文化は動詞 [七章] 複数のスタートアップをうまく育てる方法論 ゲームプラン [八章] 著者自らが経験したスタジオ発展のプロセス 限界を押し広げる [九章] 大企業とスタジオのより良い関係 増加するコーポレート・スタートアップスタジオ [十章] 改めて押さえておきたいスタジオ運営の基本原則 スタートアップスタジオ戦略 [十一章] 大局的な視点で見るスタジオモデルの可能性 イノベーションコンベアー [十二章] 学生の研究グループが調べた「ブームの今後」 スタートアップスタジオ2.0 [日本版解説] スターアップスタジオは起業やイノベーションのエコシステムを どう変えていくのか? 日本におけるスタートアップスタジオの現状と活動内容

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